◆ わたしがホテル好きなことについて①

 


ホテルという空間は、様々な気持ちにさせてくれる場所。ホテルマンの笑顔に和み、贅沢な雰囲気に高揚し、凛とした空気に背筋が伸びる。

一流のホスピタリティに触れたらそこはもう非日常の世界で、大切にもてなされる満足感と心地よさに心満たされ癒される。そんな時間がとても好き。

学生の頃は、自分もその素敵なサービスでお客さまを笑顔にしたいと、ホテルマンに憧れたものです。

高嶋政伸さん主演のドラマ「HOTEL」が大好きでした。わたしは今まで、接客・サービス業のお仕事経験しかありません。

“お客さまを笑顔にする仕事がしたい”

初めてそんな気持ちが芽生えたのは、もしかしたら、このドラマがきっかけになったのかも・・・ふと、今になってそう思えました。

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電子書籍
『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』より

 


◆ わたしがホテル好きなことについて②


ホテルは、誰もが気持ちよく過ごせる場所であってほしい。それは、たとえ車いすユーザー1人の時でも。

 

移動するたびにホテルマンを探し、声をかけて手を借りなければならないというのは、正直煩わしい。 自由ではないのですよね。

ちょっとしたストレスになってしまうことも・・・

 

のんびり気ままに好きなように動き回れる、そんな快適な「スムースホテル」を、見つけられたらとっても幸せ。わたしにとってホテルという空間は、心地よさを身体いっぱいに感じて幸せになれる、そして心癒されるパワースポット。

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電子書籍
『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』より

 

 


◆ わたしがホテル好きなことについて③


わたしにとってホテルはパワースポット。

 

皆さんにとってのホテルとは?観光を兼ねた旅の宿泊先であったり、家族や友人、恋人と過ごすお食事のひとときであったり、結婚式であったり・・・

様々なシーンで素敵な思い出を作ってくれるのも、やはりホテルの細やかなサービスがあってこそですよね。

 

幸せ気分にしてくれる場所。それがホテルであってほしい。

車いすユーザーになってからは、余計にそう願う気持ちが高まったような気がします。

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電子書籍
『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』より

 

 


◆ わたしがホテル好きなことについて④


駅前やビルに入ったお洒落なレストランやカフェよりも、駐車場やレストルームの心配がずっと少ない、と言いますか、「ホテルならきっと車いすでも安心だろう。」単純にそう思えました。

話題のホテル、歴史あるホテル、ホームページ見て「素敵♪」と感じたホテル・・・それはもうたくさんあるけれど、客室に関する情報は少なすぎました。

 

レストランやバーに関しても、駅前やビル内にあるお店に比べれば、駐車場、エレベータなど施設的な安心感があります。しかし、やはりその都度電話で聞いて確認取らなければ、心から安心して行くことは出来ない。

車いす用レストルームはあるか、駐車場に車いす用スペースはあるか、店の入り口に段差はないか・・・段差の高さや数で諦めること、レストルームがなくて諦めること、少なくありません。

最近では、歴史ある老舗ホテルで、もともと段差のある造りであっても、スロープの準備がちゃんとあって、その都度用意してくださることも多い。

ただやはり、いちいちそんなお願いをしなくても電話で確認取らなくても、初めからフラットな造りで迷わず気にせず入れるほうが気持ちも楽です。お手間を取らせることもなくなります。

 

 

誰にとっても快適で居心地がよい。そんなホテルをわたしは「スムースホテル」と呼びます。

「あのホテルなら誰でも安心♪」と、問い合わせる必要のないような、そう思えるスムースホテルが、今後1つでも多く増えていきますように・・・。

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電子書籍
『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』より

 

 


◆ わたしがホテル好きなことについて⑤


これまで4回にわたって、「わたしがホテル好きなことについて」と題し、お伝えしてみました。

④までは、わたしがペンネーム「進藤クララ」でブログを書いていた2013年。夏に出版した『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』 という電子書籍の中の【プロローグ】部分でした。

子供の頃、ホテルには両親がよく連れていってくれました。食事であったり、ディナーショーであったり、子供向けのイベントや最上階から花火を観たこともありました。


ホテルには楽しい思い出がたくさんあります。

かっこよくて優しくて、いつもニコニコしてくれるホテルのお兄さんお姉さん。子供ながらにわたしは憧れを抱いていたのですね。だからドラマ「HOTEL」を観て、余計にホテルマンに憧れたのかもしれません。^^

ホテルは子供の頃から、パワースポットだったのかも☆

 

 


◆ わたしがホテル好きなことについて⑥


ホテルは設備が整っている場合が多くて、安心安全という印象が強くありました。ただ、段差のことや車いす用のレストルームがあるかなど、健康で普通に歩いていた頃には気にも留めてなくて・・・

行ったことのあるホテルですら、それがどうだったかまったくわからない自分でした。

それでも、車いすになり周りの目がまだまだ怖くて気になっていた頃も、ホテルの方というのはいつでも笑顔で迎え入れてくれるという安心感と信頼感がありました。

きっと車いすの客でも、他の方と変わらずに対応していただけるだろうという期待感もありました。


わたしの中の「ホテル」とは、そういった温かいホスピタリティが溢れている場所というイメージだったからです。これは間違いなく、子供の頃の素敵な思い出がたくさんあったからだと思います。

20年前、「車いすで外出する」ということがわたしの中ではまだ現実的に考えられなかった頃。そんな人見たこともなくて怖かった頃。

「どこか行くなら・・・ホテルがいい」 そう思ったわたしがいました。ホテルへ行きたい気持ちが、外出を後押ししてくれたわけですね。

◆ わたしがホテル好きなことについて⑦


車いすになってから初めて行ったホテル・・・それはちょっと覚えていませんが、「みんなで行こうか!」と、たぶん父が誘ってくれたはず。

まだチビだった息子も含めて(きっと覚えてないだろう笑)、宿泊したこともありました。

期待通りホテルの方は、車いすのわたしのことも温かく迎えてくださいました。ホッとして安心して居心地よくて。

やっぱりホテル大好き!と感じました。

そのようにしていくうちに、1人でも行ってみよう♪行ってみたい♪って勇気が沸いてきたのですね。

そうして1人で動くようになりますと、車いすユーザーにはちょっと利用が難しい部分、1人であると不可能なことなど、様々なことが見えてきました。これらをどうにかできないものだろうか・・・

 

 

外出を後押ししてくれたホテル

温かく迎えてくれたホテル

1人でもホッと安心させてくれたホテル

 


そんな、わたしにとって大好きで大切なホテルという場所には、車いすユーザーを含めたもっとたくさんの方々の、憩いの場となってほしい。

もっと気軽に、安心して利用できる場所であってほしい。ホテル利用ブログは、そんな思いで書いています。

2015年、元旦に放送してくださった テレビ東京「生きるを伝える」では、ディレクターのTさんが、もしかしたらわたし以上にわたしの思いを、汲み取ってくださったような気がします。

【車いすとホテルの架け橋に】

上手いなぁって(笑)約3分という短い時間の中での表現。たくさんの情報からまとめてくださったおかげで、わたし自身どうしたいのかが、このひと言でシンプルにわかった気がしました。

この言葉通り、車いすユーザーとホテルの架け橋になれますよう、これからもハート❤を込めてブログで発信していきます。

「わたしがホテル好きなことについて」①から全て読んでくださったあなた。^^ 本当にありがとうございました。おしまいです。 

 

 

          

 

 

 

 

笑顔になぁれ♪  

      

2015年2月13日  進藤加代子