【プロフィール】
進藤 加代子(車いすユーザー歴20年以上)
・スマイルトレーナー®
(重太みゆきスマイルプロジェクト 第1期生)
出身 : 千葉県千葉市
血液型 : A型
誕生日 : 1973年8月31日
趣味 : 車いすで安心快適なホテルを探すこと、ハワイアンフラ
<History>
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1992年
* トリンプ・インターナショナル・ジャパンに入社し、デパートで販売員をする。
* 出産
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1993年
* 原因不明の病で倒れ、車いすユーザーとなる。
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1995年
* 離婚してシングルマザーに。
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2003年
* リフレクソロジスト資格を取得(日本リフレクソロジー協会)
* コナミスポーツクラブ、丸ノ内ホテルにて施術。
* 個人HPを立ち上げ、ホテル宿泊中の方への出張リフレ。
* 漫画家のお客様からのオファーで、『スマイルデリバリー』という作品のモデルになる。(白泉社)
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2007年
* ワインエキスパート資格を取得(日本ソムリエ協会)
* 初心者向けのワイン教室を主宰。
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2012年
* 女性車いすユーザー目線でのホテル利用ブログ『世界一快適なスムースホテルを探せ♪』スタート。
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2013年
* 電子書籍『予約前にする、スムースホテルのCheck Point 7つ!』を作る。
* 電子書籍の期間限定での無料ダウンロードが、 毎日新聞、読売新聞、NHKニュース、KBS京都ラジオに取り上げられる。
* 電子書籍・第2弾『世界一快適なスムースホテルを探せ♪ Chapter 1』出版。
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2014年
*ホテルブログを新調(お引っ越し)する。
* インプレッショントレーナー®印象評論家:重太みゆき氏との10年ぶりの再会を機に、スマイルトレーナー®資格を取得。(重太みゆきスマイルプロジェクト)
* 地元千葉市を拠点とし、笑顔の効果・素晴らしさを広める講座活動をスタート。
* 「車いすホスピタリティ」という新しいジャンルを勝手に作り、これまでの接客経験を活かしながら、女性車いすユーザー目線での「車いすのお客さまに対するおもてなし」を研究。(あくまでも趣味)
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2015年
* テレビ東京『生きるを伝える』に出演。元旦に放送される。
* M.snow®スマイルレーニングを個人の方、接客業の方を対象にマンツーマンで行うようになる。
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2019年
* よりたくさんの方に笑顔の効果を感じていただきたいとの想いから、「素敵な笑顔になるレッスン」を、改めて地元千葉市でスタートする。
2017年2月
福祉系の某大学に、ゲストスピーカーとしてお招きいただき、ネット授業用の収録をしました。
【テレビ東京】
『生きるを伝える』にて、ご紹介いただきました。
2015年元旦放送☆
【NHKテレビ】
『首都圏ネットワーク』『おはよう日本』にて、ご紹介いただきました。
2013年7月放送☆
2013年4月 毎日新聞
『車いすでのホテル利用 七つのポイント解説』
2013年5月 読売新聞
『車いすでも快適 ホテルのススメ』
2013年5月 KBS京都ラジオ
『早川一光のばんざい人間』
約10分間の電話生出演をさせていただきました。
『スマイルデリバリー』(白泉社)
リフレクソロジスト時代、漫画家のお客様からのオファーで、作品のモデルにしていただきました。
『伝説の気づかい』(三笠書房)
重太みゆき氏のご著書にて、リフレクソロジスト時代のわたしを、ご紹介いただきました。
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笑顔と接客について、わたしが思うこと
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コミュニケーションは、“ 笑顔 ” ひとつで変わってきます☆
わたしが車いすユーザーになって実感したこと。
それは、「笑顔でいる」 ことの大切さ。
車いすになってからは外へ出ることが、人に会うことが、車いすに乗った姿を見られることが嫌だった時期もありました。人の目が・・・怖かったのです。
しかし自分さえ・・・わたしさえ笑顔でいれば、周りの方は思った以上に親切で、笑顔で声をかけてくださったり、手を貸してくださるものなのだと、感じたからです。自分の心持ち次第で、周りの反応も対応も変わるのだと、実感したのです。
そしてもう一つは、元気で健康な方がどんなに想像したところで、「車いすの人間の身体の状態など、理解しきれるはずがない」 ということ。当然!当たり前なんですよね。
ですから、わたしを含めた車いすユーザーは、何も言わずにわかって欲しいなどと期待してもいけない。
そう思っています。だからこそ、伝えるべきなのだと感じています。
伝えることで車いすユーザーのことを少しでも理解していただくことが出来れば、サービスを提供するお店側などは、接客法に幅が広がると思うのです。
お互いが歩み寄ったその結果、お客さまが増えていけば万々歳ですよね。車いすユーザーも、安心して利用できる場所が増えれば当然嬉しいのですから!
利用する車いすユーザー、そしてサービスを提供する側。双方がHAPPYになることがイチバンです★
そう思いませんか?
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「おもてなし」 とは、その方の気持ち・心から出てくるものだと思っています。
つまり、マニュアルやルール、接遇マナーといったものとはちょっと違うのではないか、と。車いすで困ることがあるからと言って、何もこれといったマナーを持って接していただきたいなどと、そんなおこがましいこと思っているわけではありません。
ちょっと気にかけて声をかけてくださる、笑顔を向けてくださる。 それだけでも十分嬉しいのです。
そんな思いを胸に、接客業の方のための笑顔トレーニングを行っております。
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中には、声をかけても迷惑そうに突っぱねる車いすユーザーがいるかもしれません。わたしは、そんな方々に逆に言いたいです。
相手はこちらの状況わからないなりに、「何か出来れば」という気持ちで声をかけてくださったはずだと。
その気持ちに感謝し大切にしていかないと、「もう車いすの人に声かけるのはやめよう」と感じさせてしまいます。実際、「せっかく声かけたのに・・・」 というお声を聞いたことがあります。
今後将来、車いすを利用することになる方々のことも考え、健康で元気な方とはもっと近い距離で、気持ちのよいやり取りをしていくべきではないでしょうか。
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車いすユーザーには車いすユーザーなりの 「おもてなし」 があると思っています。
利用する側、提供する側、お互いが気持ちよくスムースにやり取りするためには、笑顔の存在が欠かせないと、わたしは感じています。
はじめに、「笑顔でいる」ことの大切さを実感したと書きました。
いい接客を求めるだけでなく、自分が笑顔でいることで、気持ちよく対応していただけることもあるのです。「こうしてもらえると助かります♪」などと笑顔で伝えることで、お相手(店側)とのやり取りがスムースになったりもするのです。
「言ってもらえればそれなりに準備・対応できますよ♪」という、お店側の意見もあるはずですからね。
自分自身が気持ちよく過ごすためにも、「また来てほしいお客さま」になるためにも、必要な情報は伝えるべきだと、強く強く思っています。
つまり、伝えてもいないのにアレコレ求めるのは筋違い!だと、わたしは思うのです。
ですから、接客業のための笑顔トレーニングをしていくと同時に、車いすユーザーを含め全ての方々には、「もっと感謝の心を持って、笑顔で接していきましょう!」と、呼びかけていきたいと思っております。
笑顔は、周りの人を一瞬で幸せにすることが出来る、究極の癒しであり、魔法なのです❤☆❤
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バリアフリーから、「スムース」へ!
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滑らかな、すべすべした、凹凸のない・・・という意味の「スムース」(smooth)。車いすユーザーに限らず、すべての方を対象にしていると感じる、心地よい響き。
“バリアあり” が前提の言葉なんてナンセンス!!
2013年3月15日(以前のブログ時)より、バリアフリーからスムースへ!呼び換え作戦実施中です。
スムースライフの基本は “ 笑顔 ”
笑顔なくしてスムースな人生など、ありえない。「スムース」という言葉を広めながら、笑顔のパワーもお伝えしてゆきます。No Smile , No Smooth Life!
ここまでの長文を最後までお読みくださり感謝いたします。ありがとうございました。
進藤加代子